EGYPT · 2023
エジプトKom Ombo
ナイル川のすぐそばに、二つの神を祀るための左右対称の神殿が残っていた。
Kom Ombo Templeは、川から近い場所に立っていた。Nile Cruiseの途中で船を降りると、そのまま歩いて神殿へ向かうことができる。
一つの神殿なのに、同じ形が二つ並んでいた。
Kom Ombo Templeは、プトレマイオス朝からローマ時代にかけて整えられた神殿である。特徴的なのは、ワニの姿をした神Sobekと、ハヤブサの姿をした神Haroerisという二つの神を祀るため、入口や祭壇などが左右に分かれた独特の構造を持つことだった。
同じ建築が鏡のように二つ並んでいる。
古代エジプトの神殿をいくつも見てきた中でも、そのつくりは少し違って見えた。
この地域ではワニがナイル川と深く結びついていたこともあり、隣接する博物館にはミイラ化されたワニも展示されている。
現在のナイル川を眺めていると穏やかに見える。
それでも、かつて人々が川の力を恐れ、その象徴としてSobekを祀っていたことを知ると、神殿がこの場所につくられた理由も少し理解できる。
Kom Omboでは、神殿を見ることと、すぐそばを流れるナイル川を見ることが切り離せなかった。
















