INDIA · 2015
インドJodhpur
岩山の上に巨大な砦が立ち、その足元には青い家々が広がっていた。
Jodhpurで最も印象に残るのは、Mehrangarh Fortの存在感だった。街のどこから見ても岩山の上に巨大な城壁が見え、逆に砦へ上がれば、その下に街全体が広がっている。
砦から見下ろした青い街には、人々の暮らしがそのまま続いていた。
Jodhpurは1459年、Rathore家のRao Jodhaによって築かれた街で、Mehrangarh Fortも同じ時代に建設が始まった。砦は街を見下ろす岩山の上にあり、その高低差そのものが、この場所が防衛拠点だったことを感じさせる。
砦の上から見ると、その先に青い家々が密集していた。すべてが青いわけではない。それでも、白や土色の建物の間に青が連なり、街全体に独特の色が生まれている。
街へ下りて路地を歩くと、その景色はまた違って見えた。家の前や細い道で出会った子どもたちは、カメラを向けると少し照れながらも写真に収まってくれた。遠くから見ていた青い街の中に、そこで暮らす人たちの表情が加わった。
Jodhpurは「Blue City」と呼ばれる。
けれど、後から思い出すのは青い屋根だけではない。巨大な砦と、その下に広がる街。そして路地で少し恥ずかしそうに笑っていた子どもたち。
Jodhpurは、色よりも人の顔まで一緒に記憶に残る街だった。



























