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TURKMENISTAN · 2025

トルクメニスタンAshgabat

白い大理石の建物が並ぶ街には、整いすぎた静けさと現実離れした空気が広がっていた。

Ashgabatに入って最初に感じたのは、街の白さだった。建物だけでなく、目に入る車も、信号機の支柱も白い。広い道路にはゴミ一つ落ちておらず、街全体が細部まで整えられていた。それなのに歩いている人は少なく、巨大な都市だけが静かに置かれているように見えた。

何も起きていないのに、この街から目を離せなかった。

Ashgabatは1948年の大地震で大きな被害を受け、その後再建された。さらに1991年の独立後、白い大理石を使った建物や記念碑が次々と造られ、現在の景観が形づくられていった。2013年には、白大理石で覆われた建築物の集積によってギネス世界記録にも登録されている。

美しい街だと言ってよいのかは、最後までよくわからなかった。汚れも雑然とした場所もなく、すべてが整っている。一方で、生活の跡がほとんど見えず、最初から完成した姿のまま置かれた街のようでもあった。

これといって、強く心を動かされる建物があったわけではない。それでも、これほど記憶に残る街は多くない。

Ashgabatを出ると、白い建物は途切れ、景色はすぐに別の色へ変わった。街の中にいる間よりも、外へ出たときに初めて、あの白い都市がどれほど特殊な場所だったのかを感じた。

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