ISRAEL · 2018-2019
イスラエルJerusalem / Old City
城壁の中には、祈りと生活と歴史が、狭い路地の中に重なっていた。
Jerusalemの旧市街へ入ると、街の密度が急に変わった。石造りの細い路地に店が並び、人が行き交い、その先には教会やモスク、祈りの場所が現れる。
同じ石畳の上を、人々はまったく違う理由で歩いていた。
旧市街はユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれにとって重要な場所が近い距離に集まっている。Western Wall、Church of the Holy Sepulchre、Temple Mount / Haram al-Sharif。宗教も歴史も異なる場所が、歩いて移動できるほど近くに存在している。
だからこそ、街を歩いているだけでも空気が何度も変わった。
祈っている人がいる。巡礼として歩く人がいる。店を開ける人がいて、観光客もいる。
歴史を説明すればするほど複雑になる場所だが、実際に歩いて強く感じたのは、その複雑さが今も日常の中に存在していることだった。
過去の宗教都市を保存した場所ではない。
人々が今も信じ、祈り、暮らしている。
城壁の中では、何千年もの歴史が終わったものとしてではなく、現在の時間の中にそのまま続いていた。






























