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PALESTINE · 2019

パレスチナBethlehem

石造りの街の中心に、二千年近く人々が祈り続けてきた場所があった。

Bethlehemを歩いていると、Jerusalemとはまた違う空気があった。街は丘の上に広がり、石造りの建物が続いている。その中心にあるManger Squareへ向かうと、Church of the Nativityを目指して多くの人が集まっていた。

小さな洞窟を目指して、世界中から人がここまでやって来る。

Bethlehemは、キリスト教の伝承でJesusが生まれた場所とされている。Church of the Nativityのある場所は少なくとも2世紀からその出生地として信仰され、最初の教会は4世紀に建てられた。現在の建物の主要部分は6世紀に再建されたもので、その地下には出生の場所と伝えられる洞窟がある。教会と巡礼路は世界遺産にも登録されている。

巨大な建築物というより、その場所に積み重なった時間の方が印象的だった。

何百年、何千年もの間、人々は同じ場所を目指して旅をしてきた。今そこにいる人たちも、その長い流れの中の一人なのだろう。

私は巡礼者として訪れたわけではない。

それでも、世界中の人々が信仰を理由にこの小さな街までやって来ることを目の前で見ると、一つの場所が持つ意味の大きさを感じずにはいられなかった。

Bethlehemで記憶に残ったのは、建物の豪華さではない。

人々が長い時間を越えて、同じ場所を大切にし続けてきたことだった。