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BRAZIL · 2026

ブラジルSão Paulo

São Pauloでは、少し不思議な日本語の街と、移民の歴史が印象に残った。

São Pauloは、あまり見どころが多い街ではないように感じた。それでも歩いていると、日本語の看板が立ち並ぶエリアがあった。ラーメン、寿司、居酒屋、雑貨。日本語なのにどこか少し怪しい看板も多く、遠いブラジルまで来て、妙にずれた日本に出会ったような感覚があった。

海を越えて暮らしを築いた人たちの記録が、静かに残されていた。

そのあと、Museu da Imigraçãoへ行った。ここは想像以上に展示が充実していて、移民の歴史をじっくり見ることができる場所だった。街中で見た日本語の看板も、ただの観光的な面白さではなく、この土地に人が移り住み、暮らしをつくってきた結果なのだと思うと、少し見え方が変わった。

パラグアイのColonia Yguazúに続いて、ここでも移民の方々への尊敬の念を抱いた。海を越え、言葉も環境も違う土地で暮らしを築いていく。その大変さは、今の展示を見ただけで簡単にわかるものではない。けれど、残された資料や写真から、その重みは伝わってきた。

ブラジルの日系コミュニティは、パラグアイよりもかなり大きいように感じた。展示を見に来ている人も思ったより多く、それにも驚いた。São Pauloの街そのものより、日本語の看板が並ぶ街並みと、移民資料館で見た歴史の方が強く残っている。

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