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PARAGUAY · 2026

パラグアイColonia Yguazú

南米の旅の途中に、日本があった。

Colonia Yguazúには、日本だった。定食屋、ラーメン屋、道の駅、お寺、農協。町を歩いていると、日本語の看板が自然に目に入ってくる。南米を旅しているはずなのに、ふと日本の地方にいるような感覚になった。

南米の町に、日本語の看板が並んでいた。

長く南米を移動してきたあとだったので、この場所では少し肩の力が抜けた。有名なペンション園田と民宿小林にもお世話になった。日本語が通じること、日本食が食べられること、安心して眠れること。その一つひとつが、旅の途中では思っている以上にありがたかった。

今でこそ開けた町に見えるが、昔はジャングルだったという。この土地を日本人移民の方々が切り開き、暮らしをつくってきた。どれほど厳しい環境だったのか、今の景色からすべてを想像することはできない。それでも、ここに町があり、日本語が残っていることに、ただ頭が下がる思いがした。

Iguazú Fallsまで来たなら、Colonia Yguazúにも立ち寄ってほしい。滝の迫力とはまったく違うけれど、ここには旅人の体と気持ちを休ませてくれる空気がある。南米の中にある、少し不思議で、温かいオアシスのような場所だった。