ARMENIA · 2023
アルメニアVagharshapat / Echmiadzin
静かな街の中に、アルメニアのキリスト教の中心が集まっていた。
Vagharshapatを歩くと、大都市の宗教地区というより、小さな街の中に古い教会が点在しているように感じる。
国の歴史と信仰の歴史が、ここではほとんど同じ時間を歩いていた。
その中心にあるのがEchmiadzin Cathedralだった。
アルメニアは301年にキリスト教を国教として採用したとされ、Echmiadzinはその後、アルメニア使徒教会の宗教的中心となった。Vagharshapatという都市名とEchmiadzinという名称は長く併用され、現在もこの地域はアルメニア人にとって重要な信仰の中心である。
周辺にはSt. Hripsime ChurchやSt. Gayane Churchなど、異なる時代の教会が残っている。
少し離れた場所にはZvartnotsの遺跡もある。
Zvartnots Cathedralは7世紀に築かれたが、現在は基壇や柱の一部を残す遺跡となっている。それでも円形に近い独特の構造から、当時の建築がかなり意欲的なものだったことが分かる。Echmiadzinの教会群とZvartnotsは、あわせて世界遺産に登録されている。
完全な姿を残す教会と、崩れた大聖堂。
その両方を見ることで、アルメニアにとってキリスト教が一つの時代だけのものではなく、長く続いてきた文化そのものなのだと感じられる場所だった。

























