ZAMBIA · 2019
ザンビアVictoria Falls / Livingstone
乾季のVictoria Fallsでは、飛沫の向こうにいくつもの虹が浮かび、岩肌の奥へ道が続いていた。
Livingstoneを訪れたのは乾季だった。Victoria Fallsの水量は少なく、滝の向こうには大きく露出した岩肌が見えていた。それでも、流れ落ちる水が生む飛沫は高く舞い上がり、歩く先々に虹をつくっていた。
虹の下で、地面だけが突然なくなっていた。
滝そのものの大きさよりも、その虹の多さが記憶に残っている。角度を変えるたびに現れ、少し歩くと消え、また別の場所に浮かんだ。水の少ない季節だからこそ、岩と水と光がそれぞれはっきり見えたのかもしれない。
地元の人から、乾季には滝の上に広がる岩場を奥まで歩けると教えてもらった。足元を確かめながら進むと、次第に谷が近づいてきた。柵のない場所から下を覗けば、岩壁はそのまま深い裂け目へ落ちていた。
Devil’s Poolには入らなかった。水際に立ち、下を覗いただけで十分だった。飛沫の中には変わらず虹が浮かんでいたが、その下にある深さを思うと、長く見ていることはできなかった。










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