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JORDAN · 2019

ヨルダンJerash

石畳の道と列柱が遠くまで続き、古代の街の形がそのまま残っているようだった。

Jerashに入ると、遺跡の広さにまず驚いた。一本の石畳の道に柱が並び、その先には広場や神殿、劇場が続いている。

崩れた建物よりも、残された街路が当時の暮らしを想像させた。

一つの建物だけが残った遺跡ではなく、街を歩いている感覚があった。

Jerashは古代にはGerasaと呼ばれ、紀元前1世紀にローマの支配下へ入り、Decapolisの一都市として発展した。現在も列柱道路、Oval Plaza、神殿、劇場、浴場などが残り、中東でも保存状態のよいローマ地方都市の一つとされている。

特に印象に残るのは、Oval Plazaから伸びる長い列柱道路だった。

柱が一本、二本残っているのではない。道路に沿って何本も続いている。そのため、かつてここを人々が歩き、店や公共施設を行き来していた姿を想像しやすい。

Petraが岩の中につくられた特別な都市だとすれば、Jerashは古代の「普通の街」が巨大な規模で残っている場所だった。

遺跡を見ているというより、使われなくなった街を歩いている。

その感覚が、Jerashを強く印象に残る場所にしていた。

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