JORDAN · 2018
ヨルダンAmman
丘の斜面を埋めるように白い建物が広がり、その中に古代の遺跡が残っていた。
Ammanは、坂の多い街だった。丘の上にも谷にも建物が密集し、どこから見ても白やベージュの街並みが続いている。大きな首都でありながら、平らな都市ではなく、起伏の中に街が積み重なっていることが印象的だった。
現代の街を見下ろす丘には、もっと古いAmmanが残っていた。
CitadelのあるJabal al-Qal'aは、古くから人が暮らしてきた場所で、現在もTemple of HerculesやUmayyad Palace、Byzantine Churchなど異なる時代の遺構が残る。丘の下には2世紀につくられたRoman Theatreもあり、現在の都市の中に古代の景色がそのまま入り込んでいる。
Citadelから街を見渡すと、古代遺跡の向こうに現在のAmmanがどこまでも広がっていた。
歴史的な建物だけを保存した街ではない。古いものの周囲に新しい生活が続き、その二つが同じ景色の中にある。
Ammanで印象に残ったのは、一つの遺跡よりも、その時間の重なりだった。


















