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ESTONIA · 2019

エストニアTallinn

城壁に囲まれた旧市街には、赤い屋根と教会の尖塔が重なり、中世の街並みが丘の上まで続いていた。

Tallinnの旧市街は、城壁の中に入ると街の空気が変わる。石畳の道が曲がりながら続き、その両側には古い建物が並んでいる。広場へ出ると教会の塔が見え、少し歩けばまた細い路地へ戻る。

城壁の内側には、かつて海を越えて集まった商人たちの街が残っていた。

旧市街は高台のToompeaと、その麓に広がる下町に分かれている。高い場所から眺めると、赤い屋根の間から教会の尖塔が突き出し、その向こうにはバルト海が広がっていた。

Tallinnは13世紀以降、ハンザ同盟の交易都市として発展した。バルト海を通じて北ヨーロッパの都市と結ばれ、商人たちが築いた家屋や教会、市庁舎が現在も残っている。旧市街は、中世の街路構造と建築がよく保存されていることから、世界遺産に登録されている。

城壁や塔だけでなく、商人の家が並ぶ通りまで残っていることが面白かった。

古い建物がいくつか点在しているのではない。街路そのものが中世の形をとどめているため、歩いているうちに、街全体が一つの歴史的な空間になっていることに気づく。

それでも、そこは博物館ではなかった。古い建物の中には店があり、広場には人が集まり、現在の暮らしが続いている。

Tallinnでは、中世の街を眺めるだけでなく、その道を今も歩けることが印象に残った。

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