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ARGENTINA · 2026

アルゼンチンUshuaia

南極へ向かう船を眺めながら、南の果ての街を歩いた。

Ushuaiaは、南極クルーズの拠点になる街だった。桟橋には毎日違うクルーズ船が係留され、多くの外国人で賑わっていた。彼らもこれから南極へ向かうのだろうか。そう思いながら港のあたりを歩いていた。

Ushuaiaの港に南極行きの船が並んでいた。

街の近くには国立公園もあり、少し離れるだけで自然が近くなった。遠出をしてみると、歩いている人はほとんどいなかった。途中で一緒になった犬が、まるで道案内をするように前を歩いてくれた。その時間が妙に楽しかった。

高台から見下ろすUshuaiaは、小さな街だった。けれど、海と山に囲まれていて、思っていた以上に自然が豊かだった。色とりどりの花も咲いていて、南の果てという言葉から想像するより、ずっと明るく美しい街だった。

ここから南極へ向かうのだと思うと、街の見え方が少し変わった。港に並ぶ船も、冷たい風も、山に囲まれた小さな家並みも、旅の始まりの景色に見えた。南米の南の果てまで来たという実感が、ゆっくり湧いてきた。

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