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LESOTHO · 2020

レソトMalealea Lodge

ポニーに揺られながら、花咲く村と広い大地を歩いた。

Malealea Lodgeでは、電気が使えるのは夜だけだった。便利なものが少ないぶん、明るい時間は外で過ごし、暗くなるとロッジへ戻る。そんなシンプルな生活だった。

紫色の花の中で、羊や山羊はのんびり草を食べていた。

夜には村人たちが歌や踊りを披露してくれた。その歌は旅を終えたあとも耳に残っている。言葉の意味はわからなくても、その場の温かい空気は今でも覚えている。

昼間はポニーに乗って滝まで向かった。村には紫色の花が咲き乱れ、まるで天国のような景色だった。その中で羊や山羊が気持ちよさそうに草を食べている。ゆっくり流れる時間が、この場所にはよく似合っていた。

村を抜けると崖沿いの道になるが、ポニーは足場の悪い道でも器用に進んでいく。目的地の滝は思っていたほど大きくなく、少し期待外れだった。それでも、遮るもののない景色と開放感は素晴らしく、滝よりもそこへ向かう時間の方が印象に残っている。

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